佐藤史郎 sato-shiro.com
主な研究テーマ:女性の起業、英語教育、ディベート
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跡見学園女子大学教授
佐藤史郎
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佐藤先生が発信する!女性の起業レポート
水平線
第1号 高齢者のためのファッションビジネス
佐藤先生が発信する!女性の起業レポートVol.1<2006.04.25>
(マガジンID 0000193721)
							
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   佐藤先生が発信する!女性の起業レポートVol.1

         「高齢者のためのファッションビジネス」
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起業を専門に研究している佐藤先生がお送りするメルマガです。志のあるあ
なたのために、明日へのヒントが詰まっています!


★佐藤先生からのメッセージ

ここ数年私は、女性の起業に関する研究や啓蒙活動を行なってきました。

その理由として、女性の起業分野はサービス業が多く、それは日本の国内総
生産を押し上げるだけでなく雇用を最も増やすからです。女性に適したビジ
ネスとして衣・食・住が挙げられますが、これら以外にも企画や営業面で女
性を起用する企業が増えています。このような視点で、女性の起業を成功さ
せるための支援活動を大いに行なっていきたいと考えております。


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★高齢者のためのファッションビジネス
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日本は長い間、若者が中心の文化であった。高齢化が急速に進む今後の日本
の社会にあっては、高齢者が残りの人生を幸せに過ごせるような仕掛けを作
る必要がある。

幸いにして、65歳以上の高齢者世帯の貯蓄額は2500万円位と他の年齢
層と比較して最も高い。しかも高齢者は自分達を満足させてくれる商品やサ
ービスが提供されれば積極的に消費する意欲やあるのも見逃してはならない。

今回はまず人口5万人以上の都市や町で、女性が展開できるビジネスとして
ファッションを挙げたい。

いうまでもなく、人は高齢になっても異性に対する関心が低くなることが無
いのと同様に、ファッションに対する関心も相当高いことは間違いない。
とりわけ、今後高齢者の仲間入りをする団塊世代はアクティブシニアと呼ば
れ、膨大な消費マーケットを形成していくであろう。一方でこれまでファッ
ションメーカーは本気で高齢者に適したファッション作りに取り組んできた
であろうか。答えはノーである。

そこでファッションビジネスとして2つの可能性を提案したい。


一つは、料理好きの女性がチームを作り高齢者宅に弁当を届け、信頼関係を
築いた後、高齢者の要望と季節に適したファッションを提供するビジネスで
ある。
テキスタイル(素材)選び担当者、裁断担当者、デザイン担当者らがチームを
作って、高齢者の希望に叶うファッションを提供するのである。


もう一つのファッションビジネスは高齢者が街の商店街で買い物をしたつい
でに気軽に立ち寄れる高齢者用ブティックである。
基本的な品揃えは既製品でもよいが、高齢者の特質を充分考慮したものがよ
いのは言うでもない。例えば、素材は天然のものにするとか、着脱のしやす
いものにするとか、体型をスマートに見せるものにするなどなどである。色
やデザインは高齢者の要望をよく聞いてから決めたいものである(これまでは
ほとんど調査が行なわれていない)。ブティックの店員は中高年の女性がよい
だろう。

次に、衣と食を高齢者がセットで楽しめるよう、高齢者に合うメニューも多
数そろえた食堂やレストランが欲しい。そのような場では、高齢者同士が相
互に気軽にコミュニケーションを取れるようにすると良い。さらに、食堂や
レストランの一角を同好会やサークル活動の打ち合わせをする場として提供
すると良い。このような仕掛け作りは街の活性化に必ず役立つと思う。


さてブティックに行ってもらう仕掛けであるが、ブティックで一定額の買い
物をしてくれた客に対し、食堂やレストランでの飲食代の割引クーポンを発
行することも考えられる。このことをいっそう促すためにも、食堂やレスト
ランを単に食事をするだけの場でなく、高齢者同士だけでなく若者とのコミ
ュニケーションも図れるような場に仕立てることが肝要であろう。


★佐藤史郎(跡見学園女子大学教授)
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