佐藤史郎 sato-shiro.com
主な研究テーマ:女性の起業、英語教育、ディベート
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跡見学園女子大学教授
佐藤史郎
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佐藤先生が発信する!女性の起業レポート
水平線
第6号 高齢者を元気付け、街を活性化するビジネス
佐藤先生が発信する!女性の起業レポートVol.6<2007.06.28>
(マガジンID 0000193721)
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   佐藤先生が発信する!女性の起業レポートVol.6

         「高齢者を元気付け、街を活性化するビジネス」
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起業を専門に研究している佐藤先生がお送りするメルマガです。志のあるあ
なたのために、明日へのヒントが詰まっています!

★佐藤先生からのメッセージ

ここ数年私は、女性の起業に関する研究や啓蒙活動を行なってきました。

その理由として、女性の起業分野はサービス業が多く、それは日本の国内総
生産を押し上げるだけでなく雇用を最も増やすからです。女性に適したビジ
ネスとして衣・食・住が挙げられますが、これら以外にも企画や営業面で女
性を起用する企業が増えています。このような視点で、女性の起業を成功さ
せるための支援活動を大いに行なっていきたいと考えております。

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★高齢者を元気付け、街を活性化するビジネス
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高齢者と一口にいっても、それは年齢を重ねただけであって精神的には若い
人が圧倒的に多い。高齢者の精神的欲求を外観で推し量ってはならない。若
い人と比べて余命が短い分、知識欲や未知の体験、さらには新たな人脈形成
に対する欲求が強いことを我々は認識しなければならない。

65歳以上の高齢者は他の年齢層と比較してリッチなのは良く知られている。
65歳以上の世帯平均で2400万円程度の可処分所得を持っているものと
思われる。子育てが終わり住宅ローンなどへの返済が完了しているからだ。

これら二つの要素を考慮したビジネスモデルを紹介したい。

精神的に若いと言っても肉体面での衰えは否定できないので、肉体面の負担
を軽くしつつ、高齢者が楽しいと感じられるようなイベントを工夫すること
が大切である。

例えば、マイクロバスで近郊の名所旧跡或いは自然美の探訪へ出かけ,お昼
を街のレストランや食堂で2〜3時間かけ楽しむ。その際、参加者全員が互
いに知り合いになれるような工夫をしたり、簡単なゲームを行なうのもよい
だろう。

ときには、マジックショウや歌謡ショウ、あるいは漫才や落語で楽しむのも
よい。ひとは食事を一緒にするだけでも親近感が湧くといわれるが、そこに
楽しさを加えることで満足感を抱いて、生きることへの喜びを実感できるの
である。そして、初回が楽しければ次回もぜひということになるであろう。


レストランでの楽しいひと時のあとは自由行動として、希望者は街中でのシ
ョッピングを楽しめるようにする。高齢者が街の商店街でショッピングをし
た後、自由に帰宅できるためには、格安料金で乗れるミニバス(自家用車数
台でもよい)を運行させることが必要である。


肢体が不自由な人やもっと気軽に楽しみたい人などを対象に、お昼をレスト
ランで摂った後、銭湯を借り切ってお風呂場で裸のコミュニケーションを図
った後、カラオケ大会を催すなどのプランもあってよいだろう。

この場合も、街の商店街が潤うよう、さりげない消費への勧誘が望まれる。
勿論、押し付け的な勧誘は厳禁である。高齢者の使い勝手のよい商品やサー
ビスは何か、高齢者の心理を日頃から研究しておく必要がある。

日本社会は高齢化社会と言いながら、まだまだ若者に照準を合わせた商品の
開発が行なわれていると思われる。今後は、地方自治体と商店街が協力して
高齢者向けの商品やサービスのあり方を考えることが求められる。

ここで提案したような内容のビジネスプランはほんの一例で、高齢者が心か
ら楽しめるようなソフト面の充実が最も重要である。ソフト面の工夫にビジ
ネスの成否がかかっているといってもよい。
  
★佐藤史郎(跡見学園女子大学教授)
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