佐藤史郎 sato-shiro.com
主な研究テーマ:女性の起業、英語教育、ディベート
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跡見学園女子大学教授
佐藤史郎
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これまでにないユニークな大学英語テキストとディベート入門書を世に問うた時期

 アメリカの大学院時代に強烈な刺激を受けたテーマを15年にわたって研究し続け、 ついに学術専門書「クローズテストと英語教育」を南雲堂から出版する。 その後、自然科学系の大学英語テキストや経済英語テキスト、 さらにはディベートに関する入門書など15冊を大学や社会に問うた。
1988年 「クローズテストと英語教育」(全国学校図書館協議会選定図書、南雲堂)
1989年 「自然の贈り物」(南雲堂)
1993年 「USA TODAYを読むー国際化時代のディベート活用法」(こびあん書房)
1994年 「自然の恵み」(南雲堂)
1995年 「知らないと損をする英単語の落とし穴」(洋版出版) 
1995年 「英検準2級・2級にでる必須単語」(北星堂)
1996年 「よくわかる経済英語」(南雲堂)
1996年 「やさしい経済英語」 ジャパンタイムズの英字新聞「週間ST」に計54回連載
1997年 「たのしい経済英語」(南雲堂)
1997年 「英検リスニング・ミニテスト」(三修社)
1998年 「アメリカビッグビジネスのすべて」(成美堂)
1999年 「健康とビジネス」(南雲堂)
2000年 「ライフスタイルとニュービジネス」(成美堂)
2002年 「観戦!応援!スポーツ英会話」(小学館)
2003年 「実りある生活への招待」(成美堂)
2003年2月4日 新潟テレビ「スーパーJチャンネル新潟」 大学英語テキストに新潟の酒を取り上げたいきさつを紹介
2004年 「躍進する日本のベンチャー企業」(マクミラン ランゲージハウス)
佐藤史郎イラスト   ここでは佐藤先生の多彩で幅広い著作活動が手にとるように分かる。 これら一連の著作物を世に出す際の動機として、世の中が求めているもの、 すなわち出版の背景として社会的意義が存在するのか否かということと、 日本中を探してほかに類書がないという条件だそうである。 さて、上記の著作を簡単にその特徴とともに見てみよう。
 専門書「クローズテストと英語教育」は英語学習者の潜在能力を簡便に測るテスト手法をさまざまな角度から扱った書物で、 1960年代から1970年代まで英語教育では大きなテーマとなった。
 「自然の贈り物」とその姉妹編「自然の恵み」は当時としては極めて珍しいテキストで、 自然科学系の学生を対象に作られたものであった。 内容は、「牛と牛乳」、「馬はどこから来たか」、「生きている森林」、「造園の歴史」、 「魚のすべて」などが「自然の贈り物」に収められており、「海の幸と健康」、「素材を生かす調理法」、 「食品保存の方法」、「ビタミンの効用」などが「自然の恵み」に収録されている。
 つぎの段階として大学の英語テキストで求められていたものは、経済関係のテキストであった。
 経済といっても、難解な経済理論や歴史ではなくて主として我々の身の回りに起きている経済の事象を中心に扱った。
 そこで生まれた経済英語のシリーズが、1997年から2000年にかけて出版された「よくわかる経済英語」に始まり、 「ライフスタイルとニュービジネス」に至る一連の経済英語テキストで、自然科学系のテキスト同様すべて1万部以上を売り上げるヒット作となった。
 ちなみに、南雲堂から出された2冊、「よくわかる経済英語」と「たのしい経済英語」には、「売上はマーケットリサーチから」、「売上は広告次第」、 「デパートとスーパーの生き残り戦略」など誰もが興味を抱くであろう内容から、 「輸出が支える日本経済」や「情報網で支える総合商社」、「WTOがめざす豊かな世界」など、やや硬い内容のものも含まれている。
 また、南雲堂から出版された経済英語の3冊目「健康とビジネス」には、文字通り「身体を支えるカルシウム」や「肥満治療の最前線」などが含まれている。
 さて、経済英語のテキストとはやや一線を画すかのように2000年に「ライフスタイルとニュービジネス」(成美堂)が生まれた。
 これは、高齢者や若者、そして女性のライフスタイルの変化や21世紀の新しいビジネスのやり方やニュービジネス、 たとえば「モバイルコンピューティング」、「介護ビジネス」、「テラピービジネス」、「人材派遣業」、 「リサイクルビジネス」などが含まれている。
 2003年に出版された「実りある生活への招待」では、とかくストレスに満ちた日常生活に潤いと快適さをというコンセプトのもとに、 食べ物、スポーツ、ファッシヨン、音楽を取り上げ、これらの分野の最新の動向を活写した。
 例えば、食の分野では、当時としては斬新なデパ地下の大革命やスローフードの動き、さらにはまかない料理などが扱われ、スポーツの分野では、 ダーツやスポーツちゃんばらなどニュースポーツの台頭、高齢者の競技試合への積極的参加、 野球やサッカー場のグラウンド(芝)を1年中良好な状態にするために働く裏方の話など、 普段知られることの無い刺激的な話を多数盛り込んだ。
佐藤史郎イラスト  さて1988年から2004年までの著作リストを見て異彩を放っているのは、「USA TODAYを読む」(こびあん書房)である。
 この書物を著した最大の動機は、日本人は英語で話をするときの説得力のなさや論理構成の欠如で、そのことがもたらしてきた日本および日本人の不利益だそうだ。
 読売新聞「論点」にも佐藤氏は、専門知識を駆使しながら英語でディベートができる能力の育成を目指した専門大学院の設立を提唱している。
 同氏はこの記事の中で、大学院のカリキュラムまで具体的に示している。
 ディベートに対する日本人の関心が低いこの頃に、すでに日本人のディベート能力や交渉力の重要性を著作活動を通して訴えていたのはまさに慧眼である。
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